工法解説

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[NATM工法] コンクリート&ロックボルト工法

現代トンネル工法の基本となる技術です。
地盤そのものがトンネルを保とうとする自然の作用を活用。
掘った直後のトンネル壁面にコンクリートを吹きつけ、また長さ数メートルの鉄製ロックボルト等で補強しながらトンネルを安全に支えます。
コンピュータ解析で地盤にかかる圧力やトンネル変形の状態を調べ、現場にフィードバック。
地盤に応じ、トンネルの支え方を柔軟に変えることが可能です。
硬い岩盤はよりスピーディに安全に、崩れやすい土砂地盤も確実に施工できます。



動画 山岳トンネル作業(大林組 林友会映像より)

[アンブレラ工法]  トレビ工法

本州四国連絡道路の神戸・鳴門ルートに位置する「舞子トンネル」で採用した最先端工法です。
これはトンネルを掘る作業に先立って、まず地山の補強を実施。
長い鋼製パイプをアーチ型になるよう打ち込み、土質改良のため注入材を入れた後で、アーチの内側にトンネルを掘っていきます。
「舞子トンネル」では、非常に崩れやすい砂れき層で、しかも真上を住宅が密集しているという環境条件をクリアし、確実でスピーディな施工を実現しました。

[シールド工法]

海中で木にトンネルのような横穴を開けて住む、フナクイムシという貝の一種。
この生き物は、穴を掘りつつ自分のカラダから分泌物を出して穴の内壁を固めます。
シールド工法は、この貝の生態にヒントを得て19世紀のイギリスで初めて考案されたもの。
シールドとは、盾のような保護物を意味します。丈夫な筒形のマシンで地盤を支えながら掘り、同時にトンネルの内壁を造成。
さらに壁をジャッキで押してシールド全体を前進させるのが、システムの基本です。
当初はシールド内部に多くの人間が入り手作業で掘っていましたが、現在はコンピュータ制御で自動化されたシールドマシンが、この工法の主役です。

動画 シールド作業(大林組 林友会映像より)

[シールドマシン]

①掘る
②崩れない壁を造る
③壁を押して前進する
④不要な土砂を運び出す
・・・という一連の作業をマシン内部で自動的に処理してしまうハイテクマシンです。
マシン前面には、超硬合金の刃がびっしり並ぶ回転ディスクが取り付けられ掘る作業を担当。
後部ではセグメントという鉄筋コンクリートの板が次々と組み立てられ壁を造ります。
掘った土は、太い鉄パイプを通じて、トンネルの出口まで運ばれる仕組みです。
シールドマシンは、いわば地下を進むトンネル自動建設工場。
東京湾横断道路の工事用として当社が使用したマシンは、直径14.14メートル、重さ3200トンという世界最大のものです。